才能ない脳

かわいい自分を演出するためだったのにいつのまにやらゲボの掃き溜め

□路上の弾き語りシンガーに惚れてライブハウスに行ったら死にたくなった

素晴らしいものをみて心が震える瞬間のために生きていたい。リョウくんはとてもかわいい、僕と同じ年齢の男の子だった。仕事は鳶をしているという。アトピーなのか、ガサガサの腕がいとおしかった。爽やかな、バンドのボーカルみたいな歌声で、VOIDを歌ってくれた。僕一人のためのVOIDだった。