才能ない脳

かわいい自分を演出するためだったのにいつのまにやらゲボの掃き溜め

vivi

こんな街にも痴漢はいるのだろうか。どうでもいい。なんども言っていることだけど、今の私の生活には救いとか光とかそういったものがあまりに欠如している。賢い子供は私のようなよくわからないものを避けるからわかりやすくてたすかる。私がそうなりたいことを知っているから。

救いを、光を、神様。て、中学生みたいなことを本気で思っている。だってこの生活はあまりにつまらない。救いってのはなにも性的なことじゃなくていいし、光ってのは人生の意味とかそんな大それたことじゃなくてよくて、ああ、クソつまんないな。どうにかしてこの毎日を、なんて思って東京へ逃げた。東京は冷たい街だった。きむらちゃんは公務員になるそうだ。ああ。私はなんでこんなとこでこんなことしているんだろう。かといって、かといってだ、どんなタラレバにもろくなオチが思いつかない。貧困、自己破産、どんなルートを辿ったとしても私はきっと死んでしまう。いちばん賢いのが今の人生が最善だったとして生き続けることだ(としても)。
 

オレンジ

大学入試センター試験が終わった。
て、23の私にはほとんど関係のない話だ。しいて言うなら妹が全然点が取れなかったと騒いでいたくらいで、
ああ、コレ関係なくはないのか。

かつて私が大学入試センター試験を受けた頃は……んん……どうだったっけ。今とさほど変わらないような気もするし、全てが変わりすぎて思い出せないのかもしれないし。ただ漫然とした終わりを感じていたことは確かだった。高校生活の終わりなのか、それとも人生のなにかひとつの大きなカタマリの終わりなのか。

私は高校時代、ずっと「人↑生の旨みは17才がピーク、あとは惰性」だと本気で思っていて、高校時代をこんな風に過ごしている自分はたぶん一生幸福とは隔絶された世界で生きていくのだと信じていた。

もう長いこと、ずっと生きているのがイヤだった、ような気がする。ごめん、わからない、嘘かもしれない。楽しいこともそれなりにあったけど、ほとんど一瞬で融けてしまうから手元にはなにもなくて。とりあえず今はイヤだ。

生活保護で暮らしてるタバコ臭いおばさんに未来の自分を重ねている。目に映るものにいちいち腹を立てている。きっと私たちナルシストだから自分のものさしでしか他の全てをはかれないのだ。

沈黙

全部言いたい、言ってしまいたい。おえっ。
そうだな。たとえば、知ってること、思ってること、されたこと、黙ってること、全部口に出したらどうなるんだろう、と思うことがある。私が話さないから、なにも考えていない、あるいは感じていないかのように思われるのは腹立たしいことだし、口に出た側面が私の全てではないのだと主張したい。メンヘラが24時間メンヘラしてると思ったら大間違いだと思う。しかし、私はいつだってあまりに主観的だ。こんなこと、みっともないから言いたくはないけれど、私だって我慢していることはある。それは体裁を気にしてのことだったり、他人の人権を著しく損なうものだったり、(もう恋に生きられるような場所にはいないからだったりするけれど、)諸々の大人の事情で黙っていようと決めたから、表出させないこと。私は馬鹿だから、我慢ができないし、言いたいことが言えない環境は相当に堪えるものがある。と、感じることがありました。でも意外と言わなければそのまま忘れていったりもするしなぁ、やっぱり私は馬鹿だ。こんな馬鹿なりに空気読んだりして黙ってることもあるという話でした(そうだっけ)。
すきなひとにすきっていいすぎてわけがわからなくなってる。でもほんとにすきなひとにすきっていえなくていらいらしてる。さてさて。