才能ない脳

かわいい自分を演出するためだったのにいつのまにやらゲボの掃き溜め

オレンジ

大学入試センター試験が終わった。
て、23の私にはほとんど関係のない話だ。しいて言うなら妹が全然点が取れなかったと騒いでいたくらいで、
ああ、コレ関係なくはないのか。

かつて私が大学入試センター試験を受けた頃は……んん……どうだったっけ。今とさほど変わらないような気もするし、全てが変わりすぎて思い出せないのかもしれないし。ただ漫然とした終わりを感じていたことは確かだった。高校生活の終わりなのか、それとも人生のなにかひとつの大きなカタマリの終わりなのか。

私は高校時代、ずっと「人↑生の旨みは17才がピーク、あとは惰性」だと本気で思っていて、高校時代をこんな風に過ごしている自分はたぶん一生幸福とは隔絶された世界で生きていくのだと信じていた。

もう長いこと、ずっと生きているのがイヤだった、ような気がする。ごめん、わからない、嘘かもしれない。楽しいこともそれなりにあったけど、ほとんど一瞬で融けてしまうから手元にはなにもなくて。とりあえず今はイヤだ。

生活保護で暮らしてるタバコ臭いおばさんに未来の自分を重ねている。目に映るものにいちいち腹を立てている。きっと私たちナルシストだから自分のものさしでしか他の全てをはかれないのだ。