才能ない脳

かわいい自分を演出するためだったのにいつのまにやらゲボの掃き溜め

適応と破綻

 静岡市で暮らすようになってひとりでゲイバーに行くという経験を初めてした。それが意外と楽しくて。やがて習慣になって、気が向いた時には顔を出すようになった。そこでの人間関係は希薄なもので、店の従業員以外はあまり名前も覚えていない人が多い。ちやほやされることもなければ、ブスと罵られることもない。平日の客もまばらなバーは居心地が良かった。なによりカラオケの筐体があるのが良かった。追加料金なしで歌えるので、下手したらカラオケボックスよりも割が良かった。歌うことは好きだ、うまくはないけれど。人前で歌うことは普段ないので、なおさら気分が良かった。寂しくて暇を持て余す夜には自然とバーのことを考えるようになっていた。

 

 静岡市には先述した店の他にもゲイバーが数件ある。しかしながら、僕の偏愛するおてんばハウスはない。あったとしても狭い地方都市でのことだ、気まずくてとても行為には至れないだろう。ときおりおてんばハウスのことがとても愛おしく感じることがある。おてんばがしたいのである。

安寧と閉塞

□春

 やっぱり、桜が咲いているあいだだけが春なのだと思った。偶然静岡市に遊びに来ていたよしみちゃんと500mlの缶ビールを飲みながら桜とそれを見ているのかいないのかわからない人たちを眺めていた。昔の知り合いの現状なんか聞きながら、うまくいく人ばかりじゃないね、なんて話した。わたしは彼らの傷にすらなれていなかったのだともぼんやり思ったりした。傷つけるために必死で、頭は悪い考えでいっぱいで、そんな東京時代を思い出した。はて、わたしはうまくいっているのだろうか。

 

□地方都市のメメントモリ

 9月から静岡市で一人暮らしを始めた。きっかけは人に言えないようなことだけれど、今が良ければ大体のことはオーケーだと思う。変わらず、精神科には隔週で通っているし、薬も毎晩7錠飲んで生きている。ひとりの部屋はとても平和でとても窮屈だ。わたしの腕はちゃんと動くし、歩こうと思えば駅までだって歩いてゆける。以前のような燃えるような攻撃性は一人になって鎮火してしまった。誰を恨むとか誰が嫌いだとか、そんなエネルギーだけでは生きていけなくなった。光とか救いとか、地方都市でも意外と売っているものなのだな。変わらず、何者かになりたいみたいなことは言っているけれど、それも本当はなれなくていいかもとか思い始めている。ケモナーにはなりたい。価値ある何者かとは、表現者でありたい、ということだったのだろうけど、わたしは歌の一つもうたえないし、誰かの心を動かすような文章は書けない。けど、わたしの歌はきっとかつ江が歌ってくれるし、こんな独り言でも揺らいでくれる人はいるはずだし。気が向いた時にだけ描く絵だってどこまで行っても自己満足でしかなくて技術と少しの才能のせいにしてすぐにやめちゃう。お金があれば永遠に生きていけそうな気がしてる。怠惰でもいいよ。

 

 でも、飽きてきた。こんなに尊い生活の中でこんなに幸福な環境に置かれて、わたしは満足できなくなってきた。なにか足りない、いつも足りない、つまるところが多分、東京にしかないってヤツなんだろう。諦めなくちゃいけないね、だって、身の程に合わない夢を見ることほど不幸なことはないはずだから。わたしはわたしで、わたしなりのサイズで、わたしなりの速度で、生きるほうをえらんで、あかるいほうへ、光を選ぼう、これでいい?この街に色をつけるのは自分の手で、きっとできるよね。

 

□そんな夜を見つけたよ

 新宿2丁目の邦楽ロックナイトで、ずんちゃんを見かけて、ずっと漫画借りっぱなしだよね、って言われたときに救われた気がしたし、ぽんきちくんと最近どうなの?って話ができたことがとても嬉しかった。わたしは何年も、ただこの瞬間のために生きていたんだ、と思えるような素晴らしい夜だった。ああ、わたしは許されたかったんだ。お酒のせいにしないでね、今度会えたら、どうかまた笑って話してほしい。本当に嬉しかったんだよ。ありがとう。

 

 生きている、ただ生きているだけの状況がさほど辛くなくなってしまって、わたしはすこしだけ悲しい。あんなに死に焦がれていたのに、きっともう心からはわかってあげられないから。自分じゃどうしようもできない気持ちを、あの息苦しさを、忘れてしまったらわたしはただの害悪でしかない。ネガティブとかポジティブとかではなくて、死にたくて朝が怖くて、そんなネガティブを乗り越えて。それでも見つけた光を知っているポジティブにこそ本当に価値が在るんだと今でも思ってるからね。わたしはそんな風に在りたいよ。だからこうして治癒しかけた傷を穿り返す。誰かのためになることを願って。

□せめて、人間らしく

好きな人は多ければ多いほどいいよ理論の木村ちゅわんとは近頃会えていない。あいも変わらず僕には好きな人はたくさんいる。木村ちゅわんは自らの社会に対する適応を嘆いていたけれどそれだって立派だ。それぞれのライフを尊重することによって初めて生まれる相互理解とか言ってるけど基本的に中身は変わらず毒の壺だ。

 

メンヘラレイパーてぃももちゃんについての話をしよう。

「メンヘラビッチが股を広げて待っているだけの時代は終わった、これからはメンヘラが率先して跨っていく時代」をコンセプトに据えて、メンヘラレイパーてぃももちゃんなるキャラクターを創造したのだが、これが意外と自身の本質を表していて、害悪とはこれこのこと、開き直って多くの男性と友人関係になり、尚且つその相手を美味しく戴く、という悪鬼の如く淫行を繰り広げていたてぃももちゃんは、ある日、あるケモ絵師男子と出会う。そのケモ絵師男子のことを仮にY氏としよう。Y氏とはぶっちゃけ出会ったばかりなのに抱きしめたその訳は洗面所鏡ごしに目があって気づいた状態だったわけだが、とにかく言動が愛らしく、寂しがりやで人懐こいのに他人に心を許せないというアンビバレントな点もまた愛しやすかった。Y氏と暮らせたら、と夢に見たこともあった。

そんなことも都合よく忘れてのうのうと生きていたてぃももちゃんこと安岡パス美は、先日、そのY氏がツイッター上でちょっとは名の知れたヤベェヤツ、仮にD氏、と交際しているとの噂を耳にしたのだ。まさか静岡県でY氏の交遊関係についての情報を得ることになろうとは…………って感じだ。

てぃももフレンズ!緊急会議!集合!ピーーーーーッ!!

「「D氏はヤベェだろ…………」」

ケモノフレンズ(っつーかケモナーフレンズ)を総動員して情報の共有、および今後の監視をすることに決めたのである。それが今日までの話だ。

(続かない)

iPad用のキーボードを買ったので試しに何か打ってみようと思い、メモ帳がわりにはてなブログを立ち上げています。特に書きたいこともないのですが、強いて言うなら平穏です。

いまガストでこの文章を書いているのですが、民度が低くて最高です。

iPad用のキーボードの調子は良好です。

やはり外だと頭が働かないというか脳のテンションが悪意モードにならないのでブログ書けそうにないですね。なんのためのキーボードでしょうね。悪意ブログのためのキーボードでもないと思いますが。

死にたくてどうしようもなくてけどエモさにすがるくらいの余力は残ってる時のプレイリスト

1:こころ / SEBASTIAN X

2:ムーンリバー / かみぬまゆうたろう

3:BABY BABY / sēbuhiroko (原曲:銀杏BOYZ

4:風にふかれて / クリープハイプ

5:バナナフィッシュの浜辺と黒い虹 / Galileo Galilei with Aimer

6:おわかれ会 / strong enough

7:64 / SuiseiNoboAz

8:人間そっくり / plenty

9:pray / くるり

10:JAM / THE YELLOW MONKEY

11:まぶしい人 / ハンバートハンバート

12:Life Is Party / andymori

13:回送 / 長澤知之

 

□ドロドロ

 後出しじゃんけんと一過性の心因反応も外的刺激がなければさして問題じゃない。嫌いな人間なんて腐るほどいるけど視界に脳内に入ってこなければさして問題じゃない。だから大抵は大丈夫なんでしゅ。被害妄想と関係妄想から統合失調と診断されているようです。炭酸リチウムを減薬したらだいぶ楽になった。楽に、というかperformanceがそこそこ回復した感じ。思うように手足が動く、意識が動かせる。だらしのないやりとりは控えている。きっとまた毒になってしまうから。父と離れて暮らすために独り暮らしをすることになった。なかなかおもうようにはならない。東京ではない。あなたがいればここは東京よ、あなたとふたりなら、ずっと。でも、誰もいない。

□わたし美

 友達の彼氏がめちゃめちゃかわいい、とか思ってたら虚言癖がひどすぎて別れたとかいってて笑う。かわいいかわいい染タンとはまた話せるようになったのでとても嬉しいです。狂喜乱舞。幾度目かの恋だった京王多摩川駅の彼を久しぶりに見かけたので嬉しい、お互い元気で、とはいかなかったけれど、好きだよ。きみとすごせたらって何度もおもったもの。ODAYAKAがいちばんだと思う。酒とかリアルとかナイトとか2丁目とかなくても好きなひととひとりとひとりでいれればいいと思う、本当ならば。でもそんなにシンプルには生きられなくてゴミみたいだ、と思いながら毒だか薬だかわからない液体を飲み干してる。これが恋かしら。でも選べるものは何もない。後輩女子山口が話を聞いてくれるのにすごい助けられてる。枠の外にいる人間のほうが安心できる。ホモは怖い。

□再魔女

 かぴちゃんやすしぼの文章を読みながら悩む、僕は何がしたくてこんな文章を書いているんですかね。馴れ合い?手づくりの承認?内臓ひけらかしても得られるものなんてほとんどない、ふたつかみっつのはてなスターくらい。かぴちゃんやすしぼになりたいわけではない。わたしはわたしになりたい。僕は僕に成田市。でもあけすけさとか尻軽さとか情報セキュリティの低さくらいしかウリがないのよね、正直なところ。そんなんで文章書こうってのはやっぱ甘いのか。やめてしまいたいな。なにがしたいんだ僕は。

 

☞らじブログ書けらじ☞

クソダサい、何かを否定しないと、嫌わないとブログのひとつも書けないの、かなしい、もう、やめてしまいたい、頭がおかしいから薬を飲んでいるのに薬をのんでも頭はおかしいし救いなんて期待するんじゃなかったなあ、もういいや

 

ねえなんできみはぼくのことすきじゃないの

□allways i need you

 精神薬の効き目がすごい、全然よくない、眠いしだるいし何もしようと思えないけど、代わりに誰かを攻撃しようだとか、悪く言われてる気がするだとか、そういうのもいくらかマシ。でもこれが普通とかまともとは到底思えないのでさっさと減薬したい。あれ、なんでこんなこと書いてんじゃろな、恋とかそういうキラキラしてるっぽいものの話をしたかったのになおかしいな、恋とかないですけどね、全然、そういうの、なんか遠いしステージが違う話に思えるし、恋で世界が変わったりしないし愛じゃ救われないことも知ってしまったんだよわたしは。

しいて言うなら金をくれ、できるだけたくさん。幸せモードの安っぽい説教はもう聞きたくないわ。まあわたしに説教してくる奇特な人間も少ないんですけどね、昔はそれなりに居ましたけどね、みんな無責任なのでどっかいっちゃいましたしそれでいいとおもいます、かわりにわたしも同じように無責任に説教していくんで、若いメンヘラとかに、

ああ、ヒマだなあ、ひとりってこんなもんか

悲しくてやりきれない

※何が建設的コンテンツとしてのブログだ、くたばれここはゲボの掃き溜めエチケット袋じゃ※

 

□ヴぁ

いろいろ死んだ、恋とか愛とか仏壇とか未来とかすきとかまともとかきみとのおもいでとか、いろいろ、もう、もう片っ端から切断してまわってはみたけれど、これネットでいつか見た、セルフネグレクトだわ、だれも、だれも頼れない状況を自ら作り出してはいないか?いないか、でも大丈夫です、僕は、僕にはカウンセラーがいますので、カウンセラーには隔週で会うし、薬は常備6種類、炭酸リチウム、ポリ……てなワケですな、It's a Trueヤンス、これオーケンリスペクトなわけ、わかる?香菜、頭をよくしてあげよう、ほ~~ら、コンサータ!!!!!

□ンぎ

とか言ってたら精神科の閉鎖病棟にぶち込まれて一週間でリリースされた、まあもともと一週間だけねって話だったんですけど、主治医はわたしに社会的ないきものでいてほしいらしいのでもう少し頑張ります、なにを?なにをがんばるの?ねえ、どうしたらわたし大丈夫になれるの?ってこれ阿久津に聞きましたね、でもわたしなんかよりたぶん阿久津の方がずっとつらいことも笑い話みたいに語りながら生きてきたとおもうのでなんか気恥ずかしい、めのちゃんにわたしは底なし沼に見える水たまり、水たまりだけど濁っているから底は見えない、底は見えないけど靴さえも浸らない、といわれてそのとおりだと思い続けて生きている、ドボンだとおもったらビチャだったワケ、だからわたしはだいじょうぶです、大丈夫というほかないし、実際たぶん大したことないんだろうな、って大したことないとしてもぜんっぜん、う~~~ん、

□あピャ

 少しだけ真面目に話ス。一週間のきらきら精神病棟体験を終えて娑婆に戻ってきて、携帯の電源を入れたら一通のメールでフラれていた。う~~ん、フラレガイガール(酸欠少女)言うほど好きでもなかった彼氏にでもフラれてしまうと「あたしをフってんじゃないよバカ」って感じだし、クソ執着してる自分に気づいたし東京行く理由をまた失くしたな~~って雑感。だれだ高円寺カプセルホテルとか言ったやつ、それから大好きなそめたんにも上手に話しかけられなくなっていて、もうリプライも飛ばせないんだろうなあ、すごく大好きだったのに、恋も愛も死んだってのは、そういうことです。あのこにはほかに大切なひとがいてくれるからたぶん大丈夫です。きっと世の中のひとらにはぼくよりも大切なひとがいてくれるから大丈夫です。僕は人間じゃないんです~~。

 かわいそかわいそぶってるように見える?だとしたら2008年からなにも変われてないってことよね、こんな人生に価値があるともおもえね~~んだけどナ、皆さん頑張ってるみたいで何よりッス、どんどん普通から乖離する、こんなはずでは?もうNANIMONOかになりたいなんてたいそうなことは言わないから、どうかわたしを置いていかないでください。お願い~~シ~~ンデレラ~~。イマサラ、だけど、おれは別にとしおのこともちんこちゃんのことも嫌いじゃないよ。むしろ好きだったよ。あのときちゃんと言えたらよかったな。悪かったよ。

 ツイッターはまだ怖くて見れない。はてなブログは馴れ合いばっかになっちゃったなって思ってしまう。どこにいてもうまくやれない自分を知覚するだけ。此処じゃないどこかを探してる。

 

♡最近の楽しみは佐野ラジオのブログ♡

☞らじブログ書けらじ☞

生きのばし

精神科の受診を終え、帰宅するまでの電車の中でこの文章を書いている。

 

精神科医の前で泣いてしまった。

優しくされて泣くなんて安っぽいからイヤなのに。

最近どうもおかしい気がする。

カウンセラーにまた2週間後にちゃんと来てくださいね、と念を押された。

 

死にたいわけじゃない